BEGIN:VCALENDAR VERSION:2.0 PRODID:-//chikkutakku.com//RDFCal 1.0//EN X-WR-CALDESC:GoogleカレンダーやiCalendar形式情報を共有シェ アしましょう。近所のイベントから全国のイベントま で今日のイベント検索やスケジュールを決めるならち っくたっく X-WR-CALNAME:ちっくたっく X-WR-TIMEZONE:UTC BEGIN:VEVENT SUMMARY:古代文学会12月例会(第791回)(2025年12月6日(土 )午後2時~5時、ハイブリッド開催・共立女子大学  3号館305講義室) DTSTART;VALUE=DATE:20251205 DTEND;VALUE=DATE:20251206 UID:120438705804 DESCRIPTION:研究会情報です。●公式サイトはこちらhttps:// kodaibungakukai.sakura.ne.jp/wp/kenkyuuhappyoukai/reikai------------------ --※詳細は上記サイトをご確認ください。日時:12月6日 (土)午後2時~5時(例会終了後、委員会を開きま す)※Zoom開始時刻は発表開始の15分前となっています 。【対面】★会場がメール(11月18日付)でのご案内( 大東会館)から変更になりました。会場:共立女子大 学 3号館305講義室 地下鉄「神保町」駅下車、または 、「九段下」駅下車、いずれも徒歩数分。【Zoom参加方 法】→上記公式サイトをご確認ください。発表者:服 部 剣仁矢 氏題目:『古事記』〈国譲り〉における建御 名方の応答と「言向」要旨:『古事記』上巻・建御雷 の「言向」(所謂国譲り)は、具体的には天照の「言 依」に対する大国主の「心」を問う事として語られる 。そこで大国主は子神の事代主・建御名方に自らの代 わりとして返答をさせて、その後に、子神の答えを受 けて、葦原中国の献上を答える。つまり子二神の応答 は、「言向」、ここでは大国主の「心」を問う事の中 で考える必要がある。 大国主の子神のうち建御名方 は、『古事記』の大国主系譜には記されず、『日本書 紀』にも名が見えない。その遊離性ゆえに、かつては 後代の挿入とされる事もあった。しかし『古事記』の 「言向」にのみ記されるという事は、むしろこの箇所 の固有性に関わって建御名方の話が要請されたとも考 えられる。 しかしこれまで「言向」の文脈で建御名 方の話を解する場合は、武力征服や征服に対する反抗 の表現とされてきた。これは『日本書紀』神代下の地 上平定において「不順鬼神」を殺戮したという記述の 説明としても通用する。「力競」など建御名方の具体 的な応答の叙述に即した説明としては不十分である。 「力競」は、「兵」を用いた『古事記』の武力闘争と 言い得る描写と同一ではない。また、「言」のやり取 りを軸とした「言向」において、「言」を用いない「 力競」で応答しているという観点も不足している。  本発表では、大国主の「心」を問う建御雷の「言向」 において御名方の応答が担う意味を、「言向」全体の 構成と、「力競」の具体的な叙述に即して明らかにし たい。(司会:平山真由子氏)※なお、発表資料及び 要旨の著作権は発表者に帰属します。◎次回以降の発 表者 1月11日:松田浩氏 2月6日:工藤怜氏 LOCATION: END:VEVENT END:VCALENDAR