BEGIN:VCALENDAR VERSION:2.0 PRODID:-//chikkutakku.com//RDFCal 1.0//EN X-WR-CALDESC:GoogleカレンダーやiCalendar形式情報を共有シェ アしましょう。近所のイベントから全国のイベントま で今日のイベント検索やスケジュールを決めるならち っくたっく X-WR-CALNAME:ちっくたっく X-WR-TIMEZONE:UTC BEGIN:VEVENT SUMMARY:生物科学セミナー 第1563回/Biological Science Seminar 第 1563回 DTSTART;VALUE=DATE-TIME:20260722T075000Z DTEND;VALUE=DATE-TIME:20260722T093500Z UID:191181016550 DESCRIPTION:\n近年、既存の抗菌薬の作用を無効化する薬剤 耐性微生物の出現が、人類の公衆衛生上の大きな問題 となっている。この概念は、Antimicrobial Resistance (AMR)と 呼ばれ、医療や研究の現場などが協調してこの問題に 取り組むOne Healthと呼ばれるアプローチが求められる。A MR対策として、この薬剤耐性機構を乗り越える、新しい 抗菌薬の開発が重要な課題となっている。 細胞内の タンパク質合成工場であるリボソームは、セントラル ドグマの一角を担う、生命に必須の超分子複合体であ る。感染性細菌においても必須の分子であることから 、抗菌薬の主要なターゲットの一つとなっている。リ ボソームは、mRNA上にコードされた遺伝情報を正確に読 み取り、対応するアミノ酸の配列へと翻訳する。その 際に、大腸菌では、46種類のtRNAや、10を超える翻訳因子 が、連続的に結合・解離を繰り返すことでリボソーム の構造ダイナミクスを変化させる。抗菌薬は、このリ ボソームに結合し、タンパク合成を撹乱、もしくは、 停滞させることで機能する。 私たちは、クライオ電 子顕微鏡を用いて、リボソームに対する抗菌薬による 摂動が、どのように機能に影響を与えるのか、その分 子メカニズムの解明に取り組んでいる。本セミナ―で は、近年私たちが開発した、無細胞翻訳系を直接観察 し、抗菌薬の作用機構をダイレクトに可視化するDRAC法 についてご紹介する。さらに、有機合成による構造展 開で新しく開発されたマクロライド抗菌薬KU13について もご紹介する。この抗菌薬は、マクロライド耐性型抗 酸菌に効果を示す新しい抗菌薬である。有機合成によ り導入された新しいモチーフが、リボソーム内でRNAの 構造リアレンジメントを引き起こす様子をとらえた、 最新の知見をご紹介する。\n\n LOCATION:理学部2号館223号室及びZoom END:VEVENT END:VCALENDAR