BEGIN:VCALENDAR VERSION:2.0 PRODID:-//chikkutakku.com//RDFCal 1.0//EN X-WR-CALDESC:GoogleカレンダーやiCalendar形式情報を共有シェ アしましょう。近所のイベントから全国のイベントま で今日のイベント検索やスケジュールを決めるならち っくたっく X-WR-CALNAME:ちっくたっく X-WR-TIMEZONE:UTC BEGIN:VEVENT SUMMARY:生物科学セミナー 第1570回/Biological Science Seminar 第 1570回 DTSTART;VALUE=DATE-TIME:20260908T075000Z DTEND;VALUE=DATE-TIME:20260908T093500Z UID:221539395258 DESCRIPTION:\n多様な環境に生きる野生植物では、限られた 資源をどのように配分するかという「資源分配」が、 繁殖の成否を大きく左右する。野生イネでは、種子繁 殖・自殖型から栄養繁殖・他殖型まで連続的な繁殖戦 略のスペクトラムが存在するが、その多様性を生み出 す分子基盤は未開拓である。我々は、野生イネ Oryza rufi pogon において、穂分枝を強力に抑制する Uniaxial (Ux) と 、その作用を打ち消して分枝を促進する Suppressor of Ux (S u) からなる新規制御モジュールを見出した。Ux は DNA 型 トランスポゾン(TE)にコードされる機能未知の核タン パク質であり、栄養繁殖性・他殖性の野生イネに偏っ て分布することから、本来の転移活性とは異なる穂分 枝抑制機能を獲得した TE タンパク質の外適応の一例と 考えられる。一方、Su はイネ科で著しくコピー数を増 加させた F-box タンパク質ファミリーの一員であり、TE をタンパク質レベルで制御する宿主システムの一端を 担う可能性が示された。さらに解析を進めた結果、Ux 遺伝子座近傍には自身の花粉伝達率を著しく高める因 子が存在することも明らかとなった。すなわち、自身 の伝達率を高めようとする配偶子、その繁殖戦略に便 乗しようとするTE、さらにそれらを飼い慣らそうとする 宿主システムという、異なる階層の利己性が交錯して いる可能性が示唆された。本セミナーでは、これらの 知見を紹介するとともに、その進化的意義について議 論したい。\n\n LOCATION:理学部2号館223号室およびzoom END:VEVENT END:VCALENDAR