BEGIN:VCALENDAR VERSION:2.0 PRODID:-//chikkutakku.com//RDFCal 1.0//EN X-WR-CALDESC:GoogleカレンダーやiCalendar形式情報を共有シェ アしましょう。近所のイベントから全国のイベントま で今日のイベント検索やスケジュールを決めるならち っくたっく X-WR-CALNAME:ちっくたっく X-WR-TIMEZONE:UTC BEGIN:VEVENT SUMMARY:生物科学セミナー 第1534回/Biological Science Seminar 第 1534回 DTSTART;VALUE=DATE-TIME:20250926T075000Z DTEND;VALUE=DATE-TIME:20250926T093500Z UID:301654333416 DESCRIPTION:\nダイズなどのマメ科植物は、土壌中に存在す る窒素固定細菌である根粒菌と細胞内共生し、大気中 の窒素を養分として利用することで、窒素栄養の乏し い土壌での生育が可能となる。根粒共生はマメ科を含 む窒素固定クレードに限定される現象であり、その共 通祖先で何らかの機能獲得が起こったと想定される。 根粒共生は根粒菌の分泌する低分子化合物であるNodフ ァクターを植物が受容することで開始されるが、その 初期応答に関わるシグナル伝達因子の多くが、もう1 つの細胞内共生である菌根共生と共通して機能してい る。菌根共生は陸上植物に広く一般的に見られること から、根粒共生は菌根共生を土台として進化したと考 えられる。参考文献ライフサイエンス領域融合レビュ ー「植物の窒素固定:植物と窒素固定細菌との共生の 進化」https://leading.lifesciencedb.jp/4-e010Soyano et al.(2019)”A sh ared gene drives lateral root development and root nodule symbiosis pathwa ys in Lotus” Science 366:1021Battenberg and Hayashi (2022)”Evolution o f root nodule symbiosis: Focusing on the transcriptional regulation from t he genomic point of view” Plant Biotechnol. 39:79\n\n LOCATION:理学部2号館223号室及びZoom END:VEVENT END:VCALENDAR