BEGIN:VCALENDAR VERSION:2.0 PRODID:-//chikkutakku.com//RDFCal 1.0//EN X-WR-CALDESC:GoogleカレンダーやiCalendar形式情報を共有シェ アしましょう。近所のイベントから全国のイベントま で今日のイベント検索やスケジュールを決めるならち っくたっく X-WR-CALNAME:ちっくたっく X-WR-TIMEZONE:UTC BEGIN:VEVENT SUMMARY:八木書店グループ 活字をはみだすもの(第25回 )(2025.6月21日(土)、6月28日(土)・中澤 弥、庄司 達也、河野龍也、大木志門の各氏) DTSTART;VALUE=DATE:20250620 DTEND;VALUE=DATE:20250621 UID:407581092227 DESCRIPTION:講演会情報です。●公式サイトはこちらhttps:// company.books-yagi.co.jp/archives/news/11156--------------------※詳細 は上記サイトをご確認ください。【平素は格別のお引 き立てを賜り厚くお礼申し上げます。さて、この度当 店では前回に引き続き、近代文学特別講座「活字をは みだすもの」(第25回)を開催する運びとなりました。 日本近代文学を専門とされる諸先生方に、当店所蔵の 自筆資料を研究素材として利用して頂き、そこからど んな事柄がわかり、どんな可能性が見えてくるのかを 解き明かして頂きます。実物を間近で見られるまたと ない機会ですので、何卒奮ってご参加下さいますよう 、ご案内申し上げます。】【募集人数】 各回10人程度 、延べ40人の募集となります。【講座の内容】◆病気と 文人 ―書簡から見る病んだ作家たち◆講師 中澤 弥 先生 6月21日(土) 13:00~14:00人間に取って何時の 時代も病気はやっかいな相手である。作家も当然さま ざまな病気にとりつかれ悩まざるを得ない。今回は、 病中ながら長文の書簡を寄せた尾崎紅葉、インフルエ ンザで勤めを休んだ内田百閒、鵠沼で療養する子母澤 寛、斎藤茂吉に不調を訴える森田草平と、時代も病状 も大きく異なるが、作家たちの書簡から病に対処する 作家たちの姿をとらえていきます。〔講師紹介〕多摩 大学客員教授、1959年生。文学と美術・映画などとの交 流を主な研究テーマとする。また、横光利一など租界 都市上海における日本人作家の活動にも興味を持つ。 ◆1枚のハガキが証してくれたこと ―大阪毎日新聞社 と菊池寛、芥川龍之介の一断面◆講師 庄司達也 先生  6月21日(土) 15:00~16:001枚のハガキに注目します 。東京日日新聞社の編集者に宛てられた1枚のハガキ が、どのような経緯を背景にもって綴られ、投函され たのか。そこを遡って見てみると、菊池寛、芥川龍之 介が大阪毎日新聞社の編集者との間で交わした「契約 」の1文に辿り着くのだとの見取り図を持っています 。皆さんと共に、この流れの源を確かめたいと考えて います。〔講師紹介〕横浜市立大学教授、1961年生。芥 川龍之介の〈人〉と〈文学〉を主たる研究テーマとし 、出版メディアと作家、読者の関係にも関心を持つ。 また、作家が聴いた音楽を蓄音機とSPレコードで再 現するレコード・コンサートを企画・開催。著書に『10 0年読み継がれる名作 芥川龍之介短編集』(監修、世 界文化社、2024)など。◆信子がくれた聖書  ―田村三 治宛書簡にみる国木田独歩の青春◆講師 河野龍也 先生  6月28日(土) 13:00~14:00国木田独歩の早稲田時代 の親友・田村三治の旧蔵資料を紹介します。明治二十 年代、近代人を自認する若者たちは、キリスト教に大 いに魅了されました。友人を叱咤することで自我を磨 こうとした理想主義者・独歩の傷ましい青春の痕を探 ります。有島武郎「或る女」のモデルにもなった独歩 の妻・佐々城信子の署名入り聖書に残された日付は、 駈落ちにいたるまでの彼女の逡巡と決意を物語ります 。〔講師紹介〕東京大学准教授、1976年生。佐藤春夫を 中心に、美術と文学ジャンルの交流や作家の異文化理 解に関心がある。著書に『佐藤春夫と大正日本の感性 』(鼎書房、2019)、編著に『知られざる佐藤春夫の軌跡 』(武蔵野書院、2022)、『佐藤春夫読本』(勉誠出版 、2015)など。◆高村光太郎「独居自炊」の思想 ―宮 崎稔宛書簡から◆講師 大木志門 先生 6月28日(土) 15 :00~16:00大戦中に多数の戦争協力詩を著した彫刻家 で詩人の高村光太郎は、空襲によるアトリエ焼失後に 岩手県花巻郊外の山小屋にこもり、独居自炊の生活を 7年間にわたって継続した。その暮らしは厳しい自然 と地域の人々との交流の中で営まれ、そこから新しく いくつもの詩が生まれ出ていった。光太郎自身により 自己流謫とも表現されたその生活の様子と、戦中の自 己と戦後日本の姿を見据えた詩人の晩年を、夥しく残 された取手の詩人・宮崎稔宛の書簡からたどってみた い。〔講師紹介〕東海大学教授、1974年生。自然主義文 学・私小説を中心に研究。主な著書・編著に『徳田秋 聲と「文学」』(鼎書房、2021)、『高村光太郎作品ア ンソロジー 戦争への道、戦争からの道』(田畑書店、2 025)、『石川啄木作品アンソロジー エッセンシャル啄 木』(同、2024)、『島崎藤村短篇集』(岩波文庫、2022 )など。【会費】無料【会場】八木書店古書部 三階 催事場【主催】八木書店古書部 (担当八木乾二・小 沼貴裕)〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-1-7 ( 靖国通り沿い・三省堂〔工事中〕並び)営業時間:10:00 ~18:00 定休:日祝TEL 03-3291-8221 FAX 03-3291-8223https://catal ogue.books-yagi.co.jp/mailto:kosyo@books-yagi.co.jp【参加申込みに つきまして】konuma.yagibookstore@gmail.com 宛に、お名前、 緊急連絡先、参加希望の回 をお知らせください。随時 ご返事を差し上げますが、業務の都合により、数日間 のご猶予を頂くことがあります。定員超過の場合は先 着順とさせていただきます。また発熱、咳など体調に 不安がある方は、参加をご遠慮いただく場合がありま すのでご了承ください。 LOCATION: END:VEVENT END:VCALENDAR