Today 2025 October17 (Fri) 20:17 Etc/GMT-9

2025/10/18~2025/10/20

日本近代文学会2025年度秋季大会(2025年10月18日(土)、19日(日)、東北大学川内北キャンパス)

公式サイトはこちら。https://amjls.jp/conferencesーーーーーーーーーーーーーーーー◎ 10月18日(土)午後1時30分より【会場】(C200)《開会の辞》木村敏明《特集》「戦後八〇年」における戦争経験の継承可能性と不可能性(発表)山本昭宏 現代日本の映画・アニメ・小説における戦争表象――とくに高橋弘希「指の骨」と砂川文次「小隊」に着目して五味渕典嗣 距離と感応――「ポスト冷戦」期戦争小説論に向けて宋恵媛 植民地の時間と記憶――金石範・金泰生・在日朝鮮女性たちの「戦争」(ディスカッサント)岡真理◎ 10月19日(日)午前10時より【第一会場】(C205)《研究発表》〔個人発表〕今藤晃裕 泉鏡花「化鳥」における〈自然〉周佳正 宿命と心中の構造――泉鏡花『湯島詣』における『源氏物語』の構造と展開の摂取武田悠希 利権を放棄する帝王――押川春浪口述「大蛮同盟」(『冒険世界』掲載)の結末――澤西祐典 芥川龍之介から堀辰雄へ:「マリヤのお告げ」等の芥川・堀旧蔵書から紐解く山本歩 大泉黒石「天女の幻」論――怪談実話/実話怪談の側面から――【第二会場】(C206)《研究発表》〔個人発表〕松田祥平 探偵小説「黄金時代」の中で――一九三〇年前後におけるジャンルの量的拡大をめぐって宮﨑遼河 民間伝承を推理する――松本清張「Dの複合」とその周辺肖瀟 「還元」されたオマージュ――夏樹静子『Wの悲劇』英訳におけるオリエンタリズムの両面性岡野有吾 小松清『仏印の途』――植民地表象と語りの戦略後藤田和 『部落解放詩集』をめぐる運動と表現の力学――被差別部落女性たちの「対抗的な公共圏」の形成――【第三会場】(C200)《研究発表》〔個人発表〕辻秀平 鎌倉文庫刊『文芸往来』の同時代的意義――戦前/戦後文学の交点として芥川弘樹 安部公房『壁』論――ジャンルの破壊と綜合の実践として――増田斎 「日本の精神風土」への抵抗――〈戦中派キリスト教作家〉としての遠藤周作西田桐子 山田詠美『ベッドタイムアイズ』のヒップホップ――「黒人文化」受容と新たなウーマンリブ坂口綾香 「家族再生」と自助の力学――柳美里『命』論―― パラギナ・アレクサンドラ 青来有一『爆心』論――記憶の風景としての浦上《閉会の辞》久米依子