スムース・トーク

スムース・トーク

1985年に製作された、ローラ・ダーンの映画初主演作。ジョイス・キャロル・オーツの短編小説を原作に、思春期の少女が直面する危うさと目覚め、少女期の曖昧で危うい境界を描いた青春ドラマ。 15歳の少女コニーは、友だちとモールへ出かけたり音楽に夢中になったりする日常の中で、自分の魅力と自由を試そうとしている。家庭では保守的な母親との衝突が絶えず、思春期特有の孤独や苛立ちを抱えている。ある夏の日、そんな彼女の前に謎めいた青年アーノルド・フレンドが現れ、その甘い言葉と不穏な存在感がコニーの世界を静かに、そして決定的に変えてゆく。 監督はドキュメンタリーを多数手がけ、本作が劇映画デビュー作となったジョイス・チョプラ。主人公コニーをローラ・ダーン、相手役のアーノルドを「プリンス・オブ・シティ」のトリート・ウィリアムが演じた。母親キャサリン役にメアリー・ケイ・プレイス、父親ハリー役にロックバンド「ザ・バンド」のレボン・ヘルム。1986年のサンダンス映画祭でグランプリを受賞。 作品紹介ページ：https://eiga.com/movie/46028/