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2025/06/08

第62回藝能史研究会大会(2025年6月8日(日)10:20~17:10、同志社大学 今出川キャンパス良心館地下1番教室)

研究会情報です。●公式サイトはこちらhttps://geinoshi.sakura.ne.jp/taikai/401/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。第62回 藝能史研究會大会日時 2025年6月8日(日) 10時20分~17時10分会場 同志社大学 今出川キャンパス 良心館地下1番教室 *参加自由・事前申し込み不要【一般報告】  10時30分~西山 剛氏   中世における生魚商人の芸能と商業橋本 裕之氏  「鼻高と獅子」再考 ―若狭の王の舞と越前の獅子渡り―廣瀬 千紗子氏 『五百崎虫の評判』と五代目市川団十郎の文事(昼休憩)【総会・第二十回林屋辰三郎藝能史研究奨励賞授与式】 13時20分~【講 演】  14時~テーマ「動物をめぐる芸能、文化」植木 朝子氏  中世歌謡の鵜飼・鷹狩 ―今様・早歌・田植歌―中澤 克昭氏  鷹狩の卓越化 ―獣猟・鵜飼との比較から―《テーマ趣旨》人間の周りには常に動物がいた。人間は、動物を神聖視してあがめたり、供犠として神に捧げたり、生活のために利用したりしてきた。芸能の世界にも動物はさまざまに登場する。人が動物と対峙したり、動物そのものを演じたり、動物を狩ることが一種の芸能として楽しまれたり、珍しい動物が見世物となったりしてきたのである。昨今は動物愛護の考え方が浸透してきた一方、自然環境の変化による野性動物と人間の予期せぬ接触が問題となってもいる。今、改めて、過去を振り返り、多様な観点から人間と動物の関係性を考えてみたい。講演は、動物をめぐる芸能、文化のうち、鵜飼・鷹狩に焦点を当て、文学の立場、歴史学の立場から報告を行う。