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2025/07/01

駆逐艦榎:解体日(1948)

 第十一水雷戦隊は瀬戸内海への機雷投下を避けて日本海側に移動することとなる。5月27日に舞鶴に到着するも、舞鶴鎮守府から「空襲の際に刺激となる」との理由で、舞鶴以外の場所へ移動するよう要請を受ける[2]。そこで、6月に入って小浜湾に移動することとなった[3]。 6月26日昼過ぎ、小浜湾内の錨地に入泊した際に触雷する。小浜灯台の310度750メートル地点に曳航され、右に32度傾いた状態かつ艦尾を着底させ[4]、艦橋の一部を水面に露出した状態で擱座。そのまま終戦を迎えた。  1948年(昭和23年)6月から7月1日に三菱七尾造船所で解体された。