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2025/05/28

日本森林学会 公開講演会「人文科学から森林科学へのアプローチ」(2025年5月28日(水)14:00~17:00、日本森林技術協会3階大会議室+オンライン)※要申し込み・2025年5月21日(水)まで

講演会情報です。●公式サイトはこちらhttps://www.forestry.jp/public-lecture-202505/--------------------※詳細は上記サイトをご確認ください。日本森林学会公開講演会「人文科学から森林科学へのアプロチ」日時2025年5月28日(水)14:00~17:00会場日本森林技術協会3階大会議室、オンライン併用(Teams)参加登録参加登録フォーム: https://forms.gle/eu8wj8TWaYHDGMMD92025年5月21日(水)までに登録して下さい。後日、URLをe-メールにてお知らせします。趣旨 今日、気候変動や生物多様性など環境問題への取り組みが喫緊の課題となる中、多様な視点からのアプローチが重要とされている。森林科学は、多様な分野の視点を内包する総合科学の特徴を持っており、生態学などの知見を基盤に、木材生産や国土保全、治山治水、また山村の暮らしや文化も含む多様な側面から森林の管理に関わる知見を蓄積し、応用科学として社会に貢献している。今後はさらにSDGsの実現に向けて、環境と人や社会との関わりについて、他の学問分野と連携したダイナミックな取り組みが求められる。 他の学問分野との連携を図る手がかりとして、人と自然や環境との関わりが検討されている"人文科学"に着目する。シンポジウムでは、人文科学の視点から環境や自然の課題にアプローチした研究として、森林科学と関連性が深い"森林被害、世界遺産、地域防災、自然体験活動"を切り口とした事例を紹介する。人文科学の研究事例から、森林科学との接点を考える機会とし、議論を深めてゆきたい。プログラム司会:藤田早紀(森林総合研究所)趣旨説明:井上真理子(森林総合研究所多摩森林科学園日本森林学会企画担当理事)講演1  「環境」史としての森林被害:古文書共有の旅寺島宏貴(東京大学文書館学術専門職員)講演2  森林から考える世界遺産・富士山の観光史千原鴻志(山梨県立富士山世界遺産センター学芸員)講演3  森林コモンズにおける神と妖怪高田知紀(兵庫県立大学准教授)講演4  森林科学と環境倫理学:価値観をめぐって太田和彦(南山大学准教授)コメント:森林科学・林政学の視点から平野悠一郎(森林総合研究所多摩森林科学園)講評:小池孝良(北海道大学名誉教授)関連書籍中央大学山村研究会編(2023)『山村は災害をどう乗り越えてきたか』小さ子社高田知紀(2024)『神と妖怪の防災学』法律文化社太田和彦・吉永明弘編著(2024)『都市の緑は誰のものか』ヘウレーカ関礼子・井上真理子・太田和彦編(2025)『"驚き"を呼び込む自然体験学習』昭和堂