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合評会:暴力の破裂音の地図へ 沖縄文学における生/死の政治と抵抗日時:2026年8月2日(日)13:00-17:30開催形式:ハイブリッド開催会場:日本大学文理学部 本館1F ラーニングコモンズアクセス:下高井戸駅より徒歩約10分参加申込:https://forms.gle/Rib4HQWXdNHh3FS46■登壇者:評者:佐藤泉(青山学院大学)、若林千代(沖縄大学)、藤目ゆき(大阪大学)、村上克尚(東京大学)リプライ:佐喜真彩(立教大学)、佐久本佳奈(日本大学)司会・ディスカッサント:西亮太(中央大学)、申知瑛(延世大学)■趣旨文 このたび、佐喜真彩・佐久本佳奈の著書『生き延びたものたちの哀しみを抱いて』『抵抗のカルトグラフィ』の合評会を開催いたします。 沖縄文学はこれまで、戦争や占領がもたらす暴力を繰り返し描いてきました。しかし、その暴力は一様に作用するのではなく、ジェンダー秩序によって屈折し、そこで生きる人々の生を不均等に配分してきたのではないでしょうか。二人の著書は、そうした聞き取られなかった声や不可視化されてきた経験をどのように現在に浮上させうるのかを問い、運動の言葉と文学の読解を往還しながら、暴力の記憶と構造に向き合うことを試みています。 佐喜真彩は、沖縄のフェミニズム文学を読み解きながら、悼まれる喪失と、喪失とすらみなされない死とを分け隔てることで暴力が生み出され続ける構造を問い、歴史のなかで喪失として数えられてこなかった死者たちと出会い直すための言葉を探求しています。 また、佐久本佳奈は、文学にあらわれた空間を読み解くことで、本土と沖縄で、さらには占領下沖縄を生きた男性、女性、ハンセン病者たちがそれぞれに見ていた異なる世界を浮かび上がらせるとともに、寸断されてきた被害の声をつなぎ合わせる新たな地図を描き出しています。 今回の合評会では、歴史学の立場から戦後沖縄史・東アジア国際関係史についてご研究を重ねてこられた若林千代氏と、日本軍「慰安婦」研究および占領軍被害研究に取り組んでこられた藤目ゆき氏、文学の領域から東アジアの抵抗の文学を読み解いてこられた佐藤泉氏、ならびに戦後文学における人間中心的な抵抗主体を批判的に読解してこられた村上克尚氏をお招きします。それぞれのご知見に基づくコメントを通して、歴史と文学、そして運動の言葉をいかに結び直しうるのか、議論を深める場としたいと思います。 この地図と時間をともにしながら、言葉を探し、発明していく場へ、ぜひ皆様をお招きしたいと思います。■当日のプログラム12:30 開場13:00 開会のことば【第一部】佐喜真彩『生き延びたものたちの哀しみを抱いて』13:15-14:15 コメント:佐藤泉、若林千代14:15-14:45 リプライ+質疑応答:佐喜真彩14:45-15:00 休憩【第二部】佐久本佳奈『抵抗のカルトグラフィ』15:00-16:00 コメント:藤目ゆき、村上克尚16:00-16:30 リプライ+質疑応答:佐久本佳奈16:30-16:45 休憩【第三部】ラウンドテーブル16:45-17:30 全体討議17:30 閉会主催:中井亜佐子(一橋大学言語社会研究科)科研費「環太平洋地域における文学ネットワークの構築――歴史・環境・社会運動の観点から」佐久本佳奈(日本大学)科研費「戦後沖縄の記録文学に関する基礎的研究」参加をご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください。https://forms.gle/Rib4HQWXdNHh3FS46なお、懇親会への参加をご希望の方は、7月25日(土)までに参加申し込みをお願いいたします。