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2025/10/19

駆逐艦天津風:進水日(1939)

 舞鶴海軍工廠で1939年(昭和14年)2月14日起工[7]。8月25日、天津風(アマツカゼ)と命名された[1]。姉妹艦の時津風も同日附の命名であった[1]。同年10月19日進水、1940年(昭和15年)10月26日に竣工[7]。呉鎮守府籍。  天津風は後に次世代型駆逐艦島風で採用した高温高圧缶(ボイラー)をテストケースで搭載したことで知られる[4]。天津風の試作機関は小型の大出力機関を開発するのに必要な技術であった。ただし、天津風の機関出力は他の陽炎型と同じく5万2000馬力に設定され、巡航時の燃料消費量もさほどかわらなかった[4]。