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2024/05/18

生駒敦のいけ花教室「旬枝を生ける」

三五夜で新しいいけ花のお稽古『旬枝を生ける』を開講される華道家の生駒敦(いこまあつし)先生のお稽古体験をワークショップ形式で行います。 生駒先生は、幼い頃からいけ花に親しみ、いけ花の基礎を習得された後、伝統的な華道に固執することなく現代生活空間や暮らしの中で活かせるいけ花の在り方を提案するため、現在はフリーの華道家をして、奈良の有名ホテルでの彩花や生け込み・イベントでのインスタレーション製作・不定期でのいけ花のワークショップの開催などで活動されている新進気鋭のアーティストです。花材には伝統的な野の草花を用いることもありますが、このWSでは枝物(木もの)に着目しています。枝物はその名の通り木の枝を用いたものですが、草花と違ってその枝ぶりや線を活かした独特の美と、日持ちが長い事から時間の経過とともに変化する植物の生命力の変化を楽しむことができます。また、花器に挿すだけで活き活きとした空間を創造すること、光の差し方によって陰影の美を創りだせることなどから最近特に注目されはじめ人気が高まりつつあります。三五夜で開講の生駒先生のお稽古でも、その月々に相応しい枝物を「旬枝」と名付け枝物を中心にお稽古していく予定です。 三五夜の各種教室と同じく、少人数制形式で行いますので、生駒先生からじっくりいけ花を知識・技法を学べるようになっています。【受講料】お一人様6,000円(花材・税込み)【時間】詳細はお問合せ下さい(10時~16時の間で90分の枠をご予約いただきます)【持ち物】花鋏(お持ちでない方は、最初にお申し出ください)。花を持ち帰るための新聞紙やビニール袋、花袋など。雑巾。枝や花を切り落とした後のゴミを入れるゴミ袋など。(花器はこちらで用意しま す。)【生駒敦先生プロフィール】花方/華道家/Ikebana Artist。1986年生まれ、奈良県出身。 日本の美意識である「引き算の美」を思想の根幹としつつ、型に縛られず建築・芸道・アートの3つの要素でいけ花を捉え分解し表現することを目指す。 曾祖父の代よりいけ花を生業とする家で幼い頃より父からいけ花の基礎を習得しつつ、大学では建築を学び卒業後は建築デザイン会社に就職、その後神戸のFlower Maizonにて海外ハイブランドショップでの生け込みやウインド・ディスプレイ、豪華客船内の装花などに従事し、さまざまな西洋スタイルの彩花技法にも精通、和洋の知識・技法・経験を活かし2019年より本格的に華道家として活動を開始。 現在は奈良を拠点に、複数の高級ホテルでの挿花、生け込みを担当しつつ、インスタレーション(いけ花作品)の制作やいけ花ワークショップなどの活動を行っている。{Instagram}https://www.instagram.com/hyoyo_ikoma枝物by華道家生駒敦→https://www.instagram.com/edamono_by_hyoyo_ikoma/※挿花・生け込み実績(一部)※・ふふ奈良→https://www.fufunara.jp/・セトレ ならまち→https://www.hotelsetre.com/naramachi・ポルシェセンター奈良→https://www.tpo-tajimamotor.com・日本料理 滴翠→https://www.fufunara.jp/lunch-cafe「生駒先生よりひとこと」 人はなぜ花を生けるのでしょうか、それは花が美しいからである。 「稽古とは、古(いにしえ)を稽(かんがえ)るという意味であり、故事を知る事によって物事のかつてあった在り方を踏まえ、これからのあるべき姿を正確に考える事にあると思います。 この「旬枝の生ける」のお稽古では、日本の美意識をベースとしながらも、和洋の空間を問わずいかなる場所でも自然に花が生けられるよう、また最近特に人気上昇中の枝物を中心に枝花の見方・活かし方を皆で考えながら実践していきます。 枝物はその人気の反面、街角のフラワーショップでは入手することが困難でもありますが、独自の入手ルートで毎月旬の枝物をご用意いたしますので、いけ花初心者の方はもちろん、いけ花教室のお稽古花に飽き足らない経験者にもきっとご満足していただける内容であると思います。 JR奈良駅前にありながら閑静な住宅地にある古民家、隠れ家サロン「三五夜]の落ち着いた空間で、少人数制で基礎から丁寧にいけ花の知識・技法をお伝します。毎月旬の枝花生けることによって、花と対話し自分と向き合い、暮らしの中で四季を感じとって下さい。さあ、私と一緒にいけ花のお稽古を始めましょう!-華道家 生駒敦ー

📍 三五夜