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2025/08/25

駆逐艦睦月:戦没日(1942)

 1942年8月24日、第30駆逐隊司令艦睦月は、駆逐艦弥生、磯風、陽炎、江風を率いてガダルカナル島米軍ヘンダーソン飛行場砲撃任務を命じられ、22時より約10分間の飛行場砲撃に成功した[39][40]。  8月25日5時40分、駆逐艦5隻は増援部隊第二梯団(輸送船団)と合流[46]。艦隊はヘンダーソン飛行場から飛来したSBDドーントレス急降下爆撃機8機の奇襲を受ける。このドーントレスは空母エンタープライズの所属機で、前日の戦闘で中破したエンタープライズからヘンダーソン基地に移動していた部隊であった。まず神通の前部甲板に爆弾1発が命中、火災となった[48]。続いて6時7分、今度は金龍丸にドーントレスの投下した爆弾が命中、大火災となった[49]。  睦月、哨戒艇1号、2号は炎上した金龍丸の救援を行い、海風、磯風、江風、哨戒艇34号、35号がぼすとん丸、大福丸の護衛を続行する[51]。金龍丸は乗組員を弥生、哨戒艇1号、2号に収容後、睦月に雷撃処分され8時53分に沈没した[52]。 だが、金龍丸処分直後の8時27分、睦月はアメリカ陸軍B-17爆撃機3機に攻撃され[53]、睦月の後部機械室に爆弾1発が命中、9時40分に沈没した[54]。 准士官以上3名、下士官兵37名が戦死、負傷者11名[55]。