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2025/05/25

駆逐艦山風:起工日(1935)

 本艦は浦賀船渠で1935年(昭和10年)5月25日に起工[11][12]。 1936年(昭和11年)2月21日進水[13][11]。当事の浦賀船渠は白露型3隻(時雨、五月雨、山風)を同時に建造していた[14]。 7月1日、日本海軍は野間口兼知少佐(前職、睦月型駆逐艦5番艦皐月駆逐艦長)を山風艤装員長に任命した[15]。  1937年(昭和12年)1月21日、浦賀船渠に山風艤装員事務所を設置[16]。 5月31日、姉妹艦2隻(江風、海風)により第24駆逐隊が編制される(司令久宗米次郎大佐)[17][18]。初代司令駆逐艦は「江風」[19]。「江風」は本艦よりも先に竣工していたのである[20]。 編制直後の第24駆逐隊は佐世保警備戦隊に編入、同戦隊は(戦艦《金剛》、巡洋艦《妙高、長良、北上》、第24駆逐隊、第23駆逐隊《菊月、三日月、望月、夕月》、第29駆逐隊《追風、疾風》)となった[21]。  6月30日、「山風」は竣工した[11]。同日附で野間口艤装員長は山風駆逐艦長(初代)となる[22]。佐世保鎮守府所属[23]。竣工と同時に、佐世保へ回航[24]。