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2025/12/12 23:00~2025/12/13 23:00

駆逐艦夕月:戦没日(1944)

 1944年(昭和19年)12月9日にマニラを出港し第9次多号作戦に参加した。しかし、途中で空襲により輸送船2隻が沈没。船団を率いる澤村成二大佐は部隊を2分し、夕月と駆逐艦桐、第140号輸送艦、第159号輸送艦の4隻でオルモック湾へと向かった[1]。  オルモック湾に到着すると輸送艦は揚陸場所へと向かった。駆逐艦2隻は湾内を哨戒し、接近してきた駆逐艦コールドウェルを砲撃で撃退したが次いで駆逐艦カグランなどからの砲撃を受けて湾外へと退避した[2]。湾外へ出た後夕月と桐はパロンポンへ向かったが、途中で夕月は桐と別れてオルモック湾に引き返した[3]。夕月は湾内で第140号輸送艦と合流して湾外に退避、途中で桐とも合流してマニラへ向かった[4]。だが、その途中の13日にシブヤン海でF4Uコルセア60機の水平爆撃を受け航行不能となり、「桐」の砲撃により処分された[5]。