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2025/11/11~2025/11/12

早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー):【Translators Talk】海外に広がる日本文学 その2 ブラジルの場合(2025年11月12日(水)18:30〜20:00)※要申し込み

講演会情報です。●公式サイトはこちらhttps://www.waseda.jp/culture/wihl/other/11581
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※詳細は上記サイトをご確認ください。ブラジル。日系人の数が世界一多い国。福嶋伸洋さんたちの尽力で日本でもようやく読まれるようになった特異な作家クラリッセ・リスペクトルを生んだ国。そんな国で、日本文学はどのように読まれるでしょうか。2006年のシンポジウム(国際交流基金主催)「世界は村上春樹をどう読むか」でブラジルの出版関係者アンジェル・ボジャッセンさんはこう語りました。「他の国と大きく違うのは、われわれはまず日系人を第一の読者としているという事情です。日系人には自分のルーツを知りたい、祖先の文化を知りたいという欲求があり、伝統的な日本文学を求めるのです。最近になって、若いブラジル人が日本文学に興味をもつようになりました。それはよりコスモポリタン的な文学に興味をもつ層といってもよいでしょう」。この「最近」以降に翻訳者としての活動を開始し、村田沙耶香、村上春樹、鈴木いずみといった現代作家を翻訳してきたヒタ・コールさんから見て、こうした事情はその後どのように変わったでしょうか。今回、当文学館の招聘で来日されるコールさんに、今日のブラジルでの日本文学事情を語っていただきます。また、「日葡」翻訳者として活動することの楽しさ・難しさや、女性翻訳者たちの地位向上をめざしてコールさんが設立した団体「Quem traduziu? (翻訳したのは誰?)」などについてもお話しいただきます。開催日時:11月12日(水)18:30-20:00開  場:18:00開催場所:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)地下1階言  語:日本語主  催:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)講 演 者:ヒタ・コール司  会:柴田元幸(早稲田大学特命教授、国際文学館顧問)入  場:無料(事前申し込み制。申込多数の場合抽選)参加募集締切:10月24日(金)23:59まで