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SUMMARY:日本近代文学会東海支部 第83回研究会および総会
 （2026年7月25日(土)14時～17時40分、金城学院大学 E1棟205 
 中講義室）
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DESCRIPTION:詳細はこちら。https://nihonkindaibungakukai-tokai.blog.
 jp/archives/34677647.html日本近代文学会東海支部 第 83 回研
 究会および総会【日 時】 2026 年 7 月 25 日(土) 14 時～17 
 時 40 分【会 場】 金城学院大学 E1棟205 中講義室----------
 -------------------------------------------------◯14 時 05 分～15 時
  00 分木下史帆 (愛知淑徳大学大学院 博士後期課程 3 年)
 「大塚楠緒子「空薫」論――〈虚栄〉としてまなざさ
 れる〈女の知性〉――」コメンテーター：高田晴美 (四
 日市大学)【発表の要約】　大塚楠緒子「空薫」は、夏
 目漱石の推薦により明治41年4月27日から『東京朝日新聞
 』に連載された作品である。楠緒子の病の悪化により1
 年近く休載されたため、明治42年6月26日に同紙にて完結
 した。先行論の傾向として、楠緒子の作品は漱石文学
 との関連が多く論じられてきたが、1990年代以降はフェ
 ミニズム批評の観点から研究が盛んになっている。岩
 淵宏子は「空薫」を「すぐれてフェミニスティックな
 小説」と評価した。本発表では、本作に描き出された
 とされるフェミニズムについて、再考を試みたい。確
 かに本作の主人公である雛江は、最後まで良妻賢母と
 いうイデオロギーに囚われない女性として描き出され
 ている。しかし本作を丁寧に確認すると、「家父長制
 」「男権」の権化である清村伯爵の権威が、物語の最
 後まで失墜しないことは目を惹く。楠緒子が「空薫」
 において描き出したアイロニカルな視線について、当
 時の言説空間において流行した〈虚栄〉という語と、
 〈女の知性〉の関係性から検討する。◯15 時 10 分～16 
 時 05 分ジョイス アナスタシア セティアワン (名古屋大
 学大学院 博士後期課程 3 年)「閉ざされた空間と語られ
 た世界：村上春樹「シェエラザード」における『千夜
 一夜物語』の書き直し」コメンテーター：吉田竜也 (愛
 知淑徳大学)【発表の要約】　村上の短編小説「シェエ
 ラザード」（2014）は、主人公の羽原と性交するたびに
 女性登場人物が語る「不思議な話」によって構成され
 ている。彼女の呼び名である「シェエラザード」は、
 作品中にあるように、『千夜一夜物語』の王妃から来
 ており、すなわち村上は『千夜一夜物語』を同作で意
 図的に想起させていると考えられる。そこで本発表は
 、日本における『千夜一夜物語』のこれまでの伝わり
 方や読まれ方を背景に、村上作品におけるこの古典物
 語の変容を考察することを目的とする。　まず、明治
 期以降の日本において『千夜一夜物語』がどのように
 翻訳され、紹介され、定着してきたかという歴史的文
 脈を整理する。その上で、村上春樹が自身の作品の中
 で『千夜一夜物語』をどのように言及し、いかに捉え
 ていたかを分析する。さらに、短編「シェエラザード
 」における主人公が直面している不条理な状況や男女
 関係を分析することによって、古典の世界が単なるオ
 マージュを超え、いかに新たな村上的な物語として再
 生されているかを解き明かしたい。◯16 時 15 分～17 時 
 10 分仲井眞建一 (愛知教育大学)「久志富佐子「滅びゆ
 く琉球女の手記」論――期待された〈琉球〉の「手記
 」」【発表の要約】　久志富佐子（芙沙子）「滅びゆ
 く琉球女の手記」は一九三二年『婦人公論』六月号に
 連載予定で掲載されたが、沖縄県学生会・県人会から
 の抗議により途絶を余儀なくされた。一九七三年、地
 方誌『青い海』（二六号、二七号）で当時、愛知に在
 住していた久志は「幻の女流作家」として発見され、
 その際、抗議に対して発表された「「滅びゆく琉球女
 の手記」についての釈明文」（『婦人公論』一九三二
 年七月号）の反差別の先進性が再評価された。　本発
 表は、「滅びゆく琉球女の手記」がどのような言説を
 背景に期待される〈琉球〉像を表象することになった
 かを考察する。久志が送った原稿には「片隅の悲哀」
 というタイトルがつけられていた。しかし、掲載され
 る際「滅びゆく琉球女の手記――世界の隅つこに押し
 やられた民族の歎きをきいて頂きたい――」と煽情的
 な改変が行われた。本発表では本文も様々な言説と折
 り合いをつけながら、当時の帝国的権力が期待する〈
 琉球〉像とかかわっていたことを論じる。本発表の分
 析は植民地に対する帝国的権力の欲望だけでなく、そ
 うした欲望を利用しつつ表象を可能にするマイノリテ
 ィの戦略をも明らかにするものとなる。◎総会 17 時 20 
 分～17 時 40 分-------------------------------------------------------
 ----※東海支部では、例会での発表者を募集しています
 。研究発表を希望なさる方は幹事(kindaiiin2014@gmail.com)ま
 でご連絡下さい。※また、新規に入会を希望される方
 も、上記のアドレスまでご連絡下さい。
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