BEGIN:VCALENDAR VERSION:2.0 PRODID:-//chikkutakku.com//RDFCal 1.0//EN X-WR-CALDESC:GoogleカレンダーやiCalendar形式情報を共有シェ アしましょう。近所のイベントから全国のイベントま で今日のイベント検索やスケジュールを決めるならち っくたっく X-WR-CALNAME:ちっくたっく X-WR-TIMEZONE:UTC BEGIN:VEVENT SUMMARY:生物科学セミナー 第1523回/Biological Science Seminar 第 1523回 DTSTART;VALUE=DATE-TIME:20250702T075000Z DTEND;VALUE=DATE-TIME:20250702T093500Z UID:219894546061 DESCRIPTION:\n植物は、配偶体世代(n)と胞子体世代(2n) が繰り返す世代交代という特徴をもつ。演者らは、雌 雄異株である苔類ゼニゴケを用いて配偶体世代の性決 定機構を解析している。同定した性決定遺伝子は性決 定因子は性に特異的であるという常識に反して、雌性 染色体にコードされる性決定遺伝子には雄性染色体上 に相同遺伝子が存在した。両遺伝子の機能解析からこ の因子は有性生殖誘導機能を維持しつつ、雌雄性染色 体上で、雌性化の促進因子機能の強化と喪失が起きた ことが示唆された。本セミナーでは、この苔類性決定 と性染色体進化を中心に、配偶体世代における有性生 殖の誘導、性分化、性決定の制御ネットワークについ ても取り上げる。参考文献Iwasaki et al.\, Curr. Biol. 31:5522-5 532.e7. (2021) doi: 10.1016/j.cub.2021.10.023.\; Kohchi et al.\, Rev. Plan t Biol. 72:19.1–19.26 (2021). doi: 10.1146/annurev-arplant-082520-094256 .\n\n LOCATION:理学部2号館223号室及びZoom END:VEVENT BEGIN:VEVENT SUMMARY:生物科学セミナー 第1524回/Biological Science Seminar 第 1524回 DTSTART;VALUE=DATE-TIME:20250709T075000Z DTEND;VALUE=DATE-TIME:20250709T093500Z UID:103610292868 DESCRIPTION:\n地球上には様々な光合成生物が生息しており 、陸上では植物が、水圏では海藻や海草、そして膨大 な量の微細藻類が二酸化炭素の吸収・固定化を行って いる。多くの微細藻類の葉緑体には、“ピレノイド” と呼ばれる構造体が見られ、そこには二酸化炭素固定 酵素であるRubisCOが集積している。そのピレノイドに濃 縮した二酸化炭素を届けることで、効率的に二酸化炭 素固定を行っていると考えられている。葉緑体は細胞 内共生により進化したオルガネラであり、シアノバク テリアに起源をもつ。しかし、現存のシアノバクテリ アにはピレノイドが存在しない。つまり、ピレノイド は細胞内共生により引き継がれたのではなく、それぞ れの藻類で独立に獲得・進化した可能性がある。多様 な藻類で普遍的に見られるピレノイドが収斂的に進化 したものであるなら、そこで働く二酸化炭素濃縮機構 には共通性や多様性があるのだろうか?近年、一部の モデル微細藻類でピレノイドの研究が大きく進んでお り、ピレノイド形成に関わるタンパク質や二酸化炭素 濃縮に関わる酵素などが報告されている。本セミナー では、これらの先端研究に加え、我々の行っている研 究を基に、ピレノイドで働く分子機構の多様性と収斂 進化について考えてみたい。参考文献Moromizato R\, Fukuda K \, Suzuki S\, Motomura T\, Nagasato C\, Hirakawa Y. (2024) Pyrenoid proteo mics reveals independent evolution of the CO2-concentrating organelle in c hlorarachniophytes. Proc. Natl. Acad. Sci. USA. 121(10) e2318542121平川 泰久 (2023) クロララクニオン藻のピレノイド (Pyrenoid of c hlorarachniophytes). Plant Morphology 35: 35-39.\n\n LOCATION:理学部2号館223号室及びZoom END:VEVENT BEGIN:VEVENT SUMMARY:生物科学セミナー 第1525回/Biological Science Seminar 第 1525回 DTSTART;VALUE=DATE-TIME:20250716T075000Z DTEND;VALUE=DATE-TIME:20250716T093500Z UID:235918712536 DESCRIPTION:\n放射線によって生じるさまざまなDNA損傷の中 で、DNA二重鎖切断(DSB)は最も重篤なもので、がん放射線 治療の鍵を握ると考えられている。演者は、DSBの「セ ンサー」と考えられるDNA依存性プロテインキナーゼ(DNA- PK)を中心に、DSBの認識と修復の分子メカニズム研究を 行ってきた。本セミナーでは、私たちの研究を紹介し 、特に、DNA-PKの役割や存在意義を進化的視点も含めて 考察したい。また、DSBの認識と修復の分子機構をがん 放射線治療に活かす取り組みについてもご紹介したい 。参考文献Matsumoto Y. Development and evolution of DNA-dependent pro tein kinase inhibitors toward cancer therapy. Int. J. Mol. Sci.\, 23(8)\, 4264 (2022).Matsumoto Y\, Asa ADDC\, Modak C\, Shimada M. DNA-dependent pr otein kinase catalytic subunit: The sensor for DNA double-stranded breaks structurally and functionally related to Ataxia–Telangiectasia Mutated. Genes\, 12\, 1143 (2021).Matsumoto Y\, Sharma MK. DNA‑dependent protein kinase in DNA damage response: Three decades and beyond. J. Rad. Cancer Re s. 11\, 123-34 (2020).\n\n LOCATION:理学部2号館223号室及びZoom END:VEVENT BEGIN:VEVENT SUMMARY:WINGS Journal Club Vol.1/WINGS Journal Club Vol.1 DTSTART;VALUE=DATE-TIME:20250725T093000Z DTEND;VALUE=DATE-TIME:20250725T103000Z UID:223380935005 DESCRIPTION:\nWINGS Journal Clubのご案内です。第1回は、7月25 日(金)に開催します。セッション終了後、ミニ交流 会を準備します(軽食と飲み物・無料・自由参加)。 学生同士、アドバイザーの先生や実務教員との交流の 場として気軽にご参加ください。\n\nWe would like to inform y ou about the WINGS Journal Club.The first session will be held on Friday\, July 25\, 2025 .After the session\, we will prepare a mini social event (s nacks and drinks\, free of charge\, free to attend). Please feel free to j oin us as you can interact with other students\, advisors and project assi stant professors. LOCATION:医学部教育研究棟 4階 ラウンジ END:VEVENT END:VCALENDAR