本日 2025年12月4日(木) 20:49 Etc/GMT-8

2025/12/30 23:00~2025/12/31 23:00

駆逐艦雪風:解体日(1971)

 その後、左営で再武装工事を受け、引き続き中華民国海軍所属として第一線で活躍した。八二三金門砲戦や料羅湾海戦など、中国人民解放軍との間で発生した幾度かの実戦に参加したとみられる[328]。  艦齢20年をこえた丹陽は29ノットを発揮するのが限度だったという[330]。1959年8月3日、中国人民解放軍海軍のコルベット2隻と交戦、1隻撃沈、1隻撃破の戦果をあげた[331]。1964年12月に行われた観艦式では雄姿を見せたが[332]、機関の老朽化によって1965年12月16日に退役、1966年11月16日付で除籍された。訓練艦として就役していたが、1969年夏に暴風雨により艦底破損、艦齢29年で解体処分となった。1971年12月31日までに解体された。  1971年12月8日、中華民国政府より舵輪と錨のみが返還され[337]、雪風の舵輪は江田島の旧海軍兵学校・教育参考館に、錨はその庭に展示されている[338]。また、雪風のスクリューは台湾の左営にある海軍軍官学校に展示されている[339]。