本日 2026年8月6日(木) 07:35 Etc/GMT-9

2026/08/15

情事(1960)

イタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニを代表する一作で、アントニオーニの代名詞ともいえる男女の「愛の不毛」を描き、論争を巻き起こしながらも第13回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した。 ローマの外交官の娘アンナは、恋人のサンドロや親友のクラウディアら友人たちとヨットで地中海の船旅に出るが、立ち寄った無人島で、アンナはふいに姿を消してしまう。残された恋人のサンドロと親友クラウディアは懸命にアンナの行方を捜すが手がかりはつかめず、ほかの友人たちは何事もなかったかのように日常へ戻っていく。捜索を続ける中でサンドロとクラウディアは、次第に距離を縮めていくが……。 クラウディア役を、「夜」「太陽はひとりぼっち」などアントニオーニのミューズとして知られるモニカ・ビッティが演じ、サンドロ役を「三月生れ」「女王陛下の007」のガブリエレ・フェルゼッティ、アンナ役を「狂った情事」のレア・マッサリが演じた。日本では1962年に劇場初公開。2026年8月、アントニオーニ初期5作を集めた特集上映「ミケランジェロ・アントニオーニ レトロスペクティヴ 愛の不毛、彷徨える魂」にて、4K修復版で公開。 作品紹介ページ:https://eiga.com/movie/65748/