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フランス在住のノ・ヨンソン監督が、韓国・江華島で暮らす母と、戦時中に沖縄で没した祖母という、互いをほとんど知らずに生きた3世代の女性を見つめ、「記憶にない者を悼むことはできるのか」という普遍的な問いを通して、戦争の記憶の継承を描いたドキュメンタリー。 フランスで暮らすノ・ヨンソン監督には、生まれ育った江華島で暮らす母がおり、祖母は第2次世界大戦末期、日本の朝鮮統治下で朝鮮人の恋人を追って日本からソウルへ渡ったてきたという。母と祖母は朝鮮戦争の渦中で生き別れたため、祖母のことは母の記憶にも残っていない。ノ監督は、そんな祖母を仮に「ユキコ」と呼び、母が暮らす江華島と、ユキコが人生最後の地に選んだ沖縄という2つの島を舞台に、3世代の女性たちの姿を親密に映し出しながら、「記憶にない者を悼むことはできるのか」という問いを通して、戦争の記憶の継承を静かに見つめていく。 アジア最大級のドキュメンタリー映画祭として知られる山形国際ドキュメンタリー映画祭の2019年インターナショナル・コンペティション部門に出品。2026年8月、東京・神保町の映画館シネマリスで、山形国際ドキュメンタリー映画祭関連作品を上映する企画「山ドキュ定期便」の一作として上映される。 作品紹介ページ:https://eiga.com/movie/91516/