本日 2025年10月19日(日) 21:32 Etc/GMT-9

2025/11/13

駆逐艦秋霜:戦没日(1944)

 秋霜はレイテ島への陸軍部隊輸送作戦(多号作戦)に投入される事となった。11月11日午前5時、木村司令官直率の駆逐艦3隻(霞、初春、竹)は第四次輸送部隊と合流[115]。18時、輸送部隊(霞、潮、秋霜、初春、竹、沖縄、金華丸)はマニラに到着して任務を終えた[116][104]。  11月13日午後、マニラはアメリカ軍第38任務部隊の艦載機の攻撃を受けた。第5蓬莱丸は船体後部に直撃弾を受け、同日中に大破着底。曙は直撃弾1発・至近弾10数発を受けて大破した[123]。秋霜も一番砲塔前方と後部甲板に直撃弾3発を受け火災が発生、その後火薬庫に誘爆して炎上した[123]。秋霜は翌14日5時に右舷を下にして転覆し、艦橋部が海底に埋まった状態で着底、曙も同じ14日朝に艦橋部のみを海面上に露出させて着底した[120][123]。