本日 2025年7月8日(火) 01:14 Etc/GMT-9

2025/07/07 16:00~2025/07/07 17:00

橋口 太一郎 (RESTEC) , 地球観測衛星におけるラジオメトリック校正

---------------------------------------------------- 題目:地球観測衛星におけるラジオメトリック校正要旨:地球観測衛星におけるラジオメトリック校正について、2017/12/23に打上げられ現在も観測運用を継続している気候変動観測衛星(GCOM-C)を例に紹介します。GCOM-Cミッションは気候変動に関わる陸・大気・海・雪氷と様々なプロダクトを公開しており、搭載センサであるSGLIには継続的で高精度の校正が求められます。SGLIは広帯域で多波長かつ広い視野の特徴を持つため、打上前試験では複数の積分球を用いて光学特性の評価を行いました。また、その特性が軌道上でも維持し、長期間観測を目的にする衛星のため軌道上での経年的劣化についても正しく補正される必要があります。これについては月の観測や搭載校正機器を用いて評価されます。これら一連のラジオメトリック校正について紹介します。参考文献: https://doi.org/10.1117/12.2241955            https://doi.org/10.3390/rs12010069                  https://doi.org/10.1109/IGARSS.2019.8897892話者: 橋口 太一郎  (RESTEC) ----------------------------------------------------