本日 2025年5月2日(金) 20:45 Etc/GMT-9

2025/05/09

バロウズ

20世紀アメリカ文学を代表する作家ウィリアム・S・バロウズの謎に包まれた姿を、バロウズ本人の全面協力によりとらえたドキュメンタリー。 アレン・ギンズバーグやジャック・ケルアックとともにアメリカのビート・ジェネレーションをけん引し、「裸のランチ」などの実験小説を発表、晩年には画家や俳優としても活躍し、その存在自体がひとつのカルトアイコンとなったバロウズ。内縁の妻を射殺した事件の真相や文学のスタイル、自身の著作の朗読、人生の思い出などをバロウズ本人が語るほか、アレン・ギンズバーグ、フランシス・ベーコン、ブライオン・ガイシンら作家や芸術家の仲間たち、バロウズの兄や息子も登場。型破りで奔放なバロウズの人生に迫り、ひとりの男の複雑な人生の様相を浮き彫りにしていく。 ニューヨーク出身のハワード・ブルックナー監督がニューヨーク大学映画学科の卒業制作として1978年に本作の制作を開始。ブルックナー監督の友人であるジム・ジャームッシュが音響、トム・ディチロが撮影を手がけ、5年の歳月をかけて完成させた。1983年に初公開されて以降は上映がかなわずにいたが、2011年に監督の甥アーロン・ブルックナーがプリントを発見しデジタルリマスター化が実現。日本では2025年5月にデジタルリマスター版をリバイバル上映。 作品紹介ページ:https://eiga.com/movie/48200/