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題目:「 N型糖鎖を介した小胞体タンパク質品質管理機構」Title:“ N-Glycan-dependent Protein Quality Control in the Endoplasmic Reticulum ” 講師:蜷川 暁 助教神戸大学バイオシグナル総合研究センター細胞情報研究分野Lecturer: Satoshi NINAGAWA, Ph.D.Department of Cell Signaling Research, Biosignaling Research Center, Kobe University l日時:令和7年7月2日(水曜日)17時00分 〜18時30分 Time and Date : 17:00 〜18:30 , Wednesday, July 2, 2025会場:東山キャンパス EI創発工学館 8階 スタジオ2https://events.teams.microsoft.com/event/8669d983-2422-404c-8695-f0fc7b07254b@7f54b283-22ed-4a3c-a944-75f755e58306要旨 / Abstract 全タンパク質の約1/3は、小胞体などを経由する分泌経路に入る。小胞体では、タンパク質が正しい構造を形成した場合、細胞外へ輸送されるが、正しい構造が形成できない場合には小胞体内に留め置かれ、最終的に分解されるというタンパク質品質管理機構が備わっている。小胞体を通過するタンパク質の約80%つまり全体の約1/4が、3つのグルコースと9つのマンノースからなるN型糖鎖(G3M9型)の修飾を受けることがわかっており、これは小胞体タンパク質品質管理機構と密接に関わる。小胞体レクチン分子シャペロンが糖鎖のグルコースを認識するため、グルコースの除去/付加システムはタンパク質の構造形成と密接な関連がある。一方で、タンパク質部分がなかなか構造形成できずにいると、糖鎖のマンノースが徐々に切除され、糖タンパク質が分解へ導かれる。我々はこれまで特にマンノースの切除メカニズムを中心とした分解機構を研究してきた。加えて、最近の構造形成因子の機能を含めた解析結果を紹介し、非常に精巧な小胞体タンパク質品質管理機構の最新の知見をお伝えしたい。言語:日本語 Language : Japanese. 共催:iGCORE関係講座・部門の連絡担当者:分子細胞化学(生化学第二)岡島徹也 内線2070Contact: x2070, Department of BiochemistryⅡTeamsでの申込は下記のQRコードからお願いします。Please use the QR code below to apply in advance.
📍 東山キャンパス EI創発工学館 8階 スタジオ2(ハイブリッド開催)