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2024/05/26

駆逐艦夏雲:進水日(1937)

 1936年(昭和11年)6月10日、佐世保工廠で建造予定の駆逐艦に「夏雲」の艦名が与えられる[1]。佐世保工廠で建造された朝潮型は、「朝潮」と「夏雲」の2隻である[3]。「夏雲」は同年7月1日に起工[4][5]。 1937年(昭和12年)5月26日に進水[4][6]。神戸川崎造船所で建造していた朝潮型4番艦「荒潮」と同日附の進水である[6]。 8月16日、日本海軍は吹雪型駆逐艦「東雲」および「薄雲」駆逐艦長を兼務していた北村昌幸中佐を、夏雲艤装員長に任命した[7]。8月23日、佐世保工廠に夏雲艤装員事務所を設置[8]。本艦は朝潮型1番艦「朝潮」と共に建造された。 同年12月8日、北村は正式に夏雲初代駆逐艦長となる[9]。  1938年(昭和13年)2月10日に竣工[4]。ただちに横須賀に回航された[10]。同日附で第41駆逐隊(山雲、夏雲)が編制された(駆逐隊司令高間完大佐)。