本日 2025年8月2日(土) 20:55 Etc/GMT-9

2025/08/05

駆逐艦大潮:起工日(1936)

 1935年(昭和10年)9月6日、日本海軍は佐世保海軍工廠で建造予定の駆逐艦を「朝潮」、舞鶴要港工作部で建造の駆逐艦を「大潮」と命名した[3][6]。同日附で朝潮型駆逐艦が新設される[7]。 本艦は舞鶴海軍工廠で1936年(昭和11年)8月5日に起工[8][9]。 1937年(昭和12年)4月19日に進水[9][10]。舞鶴要港部司令官中村亀三郎中将は『のどかなる さくらさきそう 春の海に しぶきたてゆく ふなおろし見る』という自作の和歌を記念として贈った[4]。 7月5日、舞鶴海軍工廠に大潮艤装員事務所を設置[14]。 7月7日、中国大陸で盧溝橋事件が勃発、上海方面に派遣する駆逐艦が必要になったため、艤装工事を急いだ[4]。  1937年10月5日、山代艤装員長は正式に大潮初代駆逐艦長となる[15]。本艦は10月31日に竣工[16]。