本日 2025年11月3日(月) 18:24 Etc/GMT-9

2025/12/02

これからの人文書翻訳の話をしよう!|『仲介する日本 ロシアから中国への文化横断とリレー翻訳』刊行記念鼎談(2025年12月02日(火)19時~20時半、ジュンク堂書店 池袋本店)※要申込

公式サイト・お申込みはこちら。https://honto.jp/store/news/detail_041000122724.html来店トークイベント【19:00開演】『仲介する日本 ロシアから中国への文化横断とリレー翻訳』刊行記念 これからの人文書翻訳の話をしよう!会場:ジュンク堂書店 池袋本店9F イベントスペース日時:2025年12月02日(火) 19:00~(18:20開場)入場料:2000円(当日会場にてお支払い)定員:60名 シャオルー・マー著『仲介する日本 ロシアから中国への文化横断とリレー翻訳』(文学通信)を訳した秋草俊一郎さん、今井亮一さん、高橋知之さんによる鼎談イベントです。 本書は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、中国の文人たちが日本を仲介者としてロシア文学・文化をいかに翻訳・受容し、それぞれの「モダニティ(近代)」をいかに築いていったのかを初めて包括的に解き明かした本です。 本書を深掘りするお話以外にも、現代の人文書翻訳をめぐる状況、持続可能な翻訳プロセス、フィクションの翻訳との違い、出版社へのアプローチ方法などについても語りあいます。人文書翻訳に関するみなさんのお悩みに対して、登壇者が応えるコーナーもご用意します!【登壇者紹介】秋草 俊一郎(あきくさ・しゅんいちろう)1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、日本大学大学院総合社会情報研究科准教授。専門は比較文学、翻訳研究など。著書に、『アメリカのナボコフ─塗りかえられた自画像』(慶應義塾大学出版会)、『「世界文学」はつくられる─1827-2020』(東京大学出版会)。訳書に、バーキン『出身国』(群像社)、ヘモン『私の人生の本』(松籟社)。編書に、『教科書の中の世界文学─消えた作品・残った作品25選』(共編、三省堂)など。今井 亮一(いまい・りょういち)1987年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、立正大学文学部文学科英語英米文学専攻コース特任講師。専門は日米比較文学など。著書に、『路地と世界─世界文学論から読む中上健次』(松籟社)など。訳書に、ロング『数の値打ち─グローバル情報化時代に日本文学を読む』(共訳、フィルムアート社)、ボール『スヌーピーがいたアメリカ─『ピーナッツ』で読みとく現代史』(慶應義塾大学出版会)など。高橋 知之(たかはし・ともゆき)1985年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、千葉大学大学院人文科学研究院准教授。専門はロシア文学、比較文学。著書に、『ロシア近代文学の青春─反省と直接性のあいだで』(東京大学出版会)など。訳書に、レールモントフ『現代の英雄』、ドストエフスキー『ステパンチコヴォ村とその住人たち』、『19世紀ロシア奇譚集』(以上、光文社古典新訳文庫)、ブーニン『ミーチャの恋・日射病 他十篇』(岩波文庫)など。