Today 2025 October22 (Wed) 22:14 Etc/GMT-9

2025/11/02

大和文華館:特別展「みやこの舞楽―舞楽面と舞楽図でたどる芸能の美―」(10月4日(土)~ 11月9日(日)【講演会「江戸時代の雅楽演奏家と舞楽面の伝来」山田淳平 氏(2025年10月26日(日)午後2時〜)【特別公演「天王寺舞楽の雅 ―舞楽 「蘭陵王(らんりょうおう)」 「納蘇利(なそり)」 ―」(11月2日(日)午後2時〜、観覧料1000円 ※要申し込み)

展覧会・イベント情報です。●公式サイトはこちらhttps://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/exhibition/miyakonobugaku.html
--------------------
※詳細は上記サイトをご確認ください。会期 2025年10月4日(土)~ 11月9日(日) ※会期中展示替あり。 【前期】10月4日(土)~10月19日(日)、【後期】10月21日(火)~11月9日(日)入館料 一般 1,100円主催 公益財団法人大和文華館、近鉄グループホールディングス株式会社共催 毎日新聞社 舞楽は奈良時代以降、宮中の諸行事や寺社の法会・祭礼において奏された、わが国で最も長い歴史をもつ芸能です。平安時代にその原型が整備され、中世以降には各地に流布して発展を遂げた舞楽ですが、それらを中心的に主導していたのは「三方楽所」と称される、大内(宮中)・南都(興福寺)・天王寺(四天王寺)の舞楽演奏組織でした。こうした楽所やその楽人は、宮中のみならず天野社や嚴島神社をはじめ、近世には江戸や日光へと楽人を派遣し、わが国の舞楽継承に大きな役割を果たしてきたことが知られています。 本展はこうした舞楽の歴史を、舞楽を描いた舞楽図と、舞に用いられる舞楽面によって概観します。特に、古代から近世にいたる各演目の舞楽面の造形を、舞楽が行われてきた「場」や舞楽を主導してきた寺社・楽所との関連の中で読み解きます。 本展覧会を通して、舞楽の発展と広がりを一望し、京都・奈良・大阪を中心に育まれた豊かな芸能文化の精華をご覧いただきます。【講演会】    10月26日(日)午後2時・講堂    「江戸時代の雅楽演奏家と舞楽面の伝来」奈良県文化財課 主査 山田淳平氏[定員]当日先着100名(予約不要)    【特別公演】11月2日(日)午後2時・講堂    「天王寺舞楽の雅 ―舞楽 「蘭陵王」 「納蘇利」 ―」天王寺楽所 雅亮会観覧料:1,000円 定員80名〔事前申込制〕特別展「みやこの舞楽ー舞楽面と舞楽図でたどる芸能の美-」に合わせ、現在も天王寺舞楽を継承される天王寺楽所雅亮会様に舞楽を実演いただきます。展示されている舞楽面が、実際にどのような舞に使用されているかをご覧いただき、古代からつづく舞楽が、今日にも脈々と継承されていることをご紹介します。