本日 2026年1月19日(月) 09:20 Etc/GMT+7

2026/02/08 08:00~2026/02/09 08:00

駆逐艦夏潮:戦没日(1942)

 1942年2月8日、船団はマサッカルに接近するが天候不良となり、第一根拠地部隊指揮官久保九次少将は指揮下部隊・各艦に天候不良時の上陸方法について指示を行う[41]。マサッカル入港時、攻略船団は各艦相互に通信をおこなって識別灯を点灯しており、対潜警戒をおろそかにしていた[41]。 22時15分[42][43]、輸送船団後尾にいた「夏潮」はスラウェシ島のマカッサル沖南緯5度36分9秒 東経119度6分6秒で米潜水艦S37(USS S-37,SS-142)の雷撃に遭った[37]。魚雷1本が艦中央前部機械室左舷に命中し船体に大破孔ができ、上甲板は膨れ上がった。また爆発と同時に九三式魚雷を装填していた2番魚雷発射管と測量儀が吹き飛び、被害箇所に近い位置にあった内火艇や探照灯も破壊された。これにより前部機械室と第三缶室が浸水、主機械破壊により航行不能となり左に2度傾斜したが、この時点では沈没せず僚艦「黒潮」の曳航でスラウェシ島ケンダリに退避する事になった[44]。  2月9日7時15分、「親潮」(第15駆逐隊司令)より緊急電が発信された[46]。タナケナ島の南で風向が急変、急速に浸水が進んだ[41]。手の施しようがなく[45]、「夏潮」は次第に中央部が沈降し、つづいて艦首と艦尾を持ち上げV字型に折れ曲がり前後に分断されて8時43分に沈没した[47]。乗員は2隻(親潮、黒潮)に収容された。沈没時点の戦死者は8名、重傷者6名[48][49]。沈没地点南緯5度53分 東経119度26分[37]。