本日 2026年10月13日(火) 21:10 Etc/GMT-9

2026/10/31

鳥を導く

PFFアワード2017入選作品「やさしいフルスイング」の尾崎健監督の長編2作目にして劇場初公開作。スランプに陥った音楽家の青年が、懐かしい思い出に満ちた山奥で自分自身と向き合いながら再生していく姿を描く。 東京に住む晴太は、広告で使用される音楽を作って生計を立てている。ある日、「自由に音楽を作って欲しい」という依頼を受けるが、納得のいく音楽が思い浮かばずスランプに陥ってしまう。落ち込んだ晴太は行方をくらまし、幼い頃に家族と過ごした山奥のペンションを訪れる。ひとりきりで音楽と向き合う彼は、鳥の鳴き声に魅了され、それを録音することに夢中になっていく。そこへ、マイペースでパワフルなろう者の姉・あずみが姿を現す。 主人公・晴太を演じるのは、本作が映画初主演となる稲川悟史。ろう者の両親のもとで育ったルーツをもつ稲川が、手話の監修や指導も担った。晴太の姉・あずみ役で「やさしいフルスイング」にも出演した田中志朋、あずみのパートナー・太一役で「沈没家族」など監督としても活動する加納土が共演。本作の制作は、稲川と田中という2人の俳優がこれまで学ぶことのなかった技術を体得し作品へ昇華させることをテーマに置いて進められ、稲川は「音楽」、田中は「手話」を選択。この2つの要素を取り入れた脚本を尾崎監督が執筆し、3年の制作期間を経て完成させた。 作品紹介ページ:https://eiga.com/movie/106832/