本日 2026年8月4日(火) 19:53 Etc/GMT-9

2026/09/03

ベッドの日

真夏が死ぬと消えていく気がする、ぼくの心臓は、足の指先からこぼれおちて、羽毛布団のどこかに隠れる。肌が溶けて、夢になるような、そんな気がしてまるで、死者みたいだ。きみがいないことと、いることがまざりあって、深夜ですら青く光る星の中、夜というものがくつがえってぼくの肺で渦巻く。静けさだけがほしいと思える時間が、ぼくの体をぼくだけのものに。返してくれていた。    「羽毛布団の詩」最果タヒ http://tahi.tumblr.com/post/132721274502/